フレーム測定器
フルレストアの最初に、フレームの歪みを正確に測定する。
マシンの骨格ともいうべきフレーム。これが少しでも歪んでいればマシン本来のパワーも操縦性も発揮することは出来ない。
フルレストアと言っても、最初の、この作業工程がマシン性能全てを決めてしまうと言っても過言ではない。
レーザーポインター、水準器などで、正確に歪みを測定していく。
フレーム修正機
測定された歪みを、油圧ポンプの力で丁寧に修正していく。
常に指標を目視確認し、根気強く理想のフレームに仕上げていく。
何点かのチェックポイントがあるが、その1つを紹介する。
機械の中心から垂れ下がった分銅の先端は、床の中心を示す「黒ライン」と一致している。しかし、分銅を吊っている糸はタイヤの中心とはズレている。
このズレがフレームの歪みであり、これを修正していく。