20数年庭先に放置。激しい錆付
フロントフェンダーとフロントリムがさびて穴があいていた。
ボルトをおらないように作業をするため、1週間ほどかけて少しずつ分解を行った。
なんとも手ごわそうな顔をしている。
ボルトを折らないよう、時間をかけて分解終了。
ピストンクリアランスOK。走行距離が少ないためホーニング処理をしてSTDピストンを再使用する。もちろん、リング、ピンは交換する。
ドライブチェーン巻き込みによるクランクケース破損修復作業。
クランクロアケース割れの溶接作業。終了後、金属パテにてクランクケース合わせ面の粗面を面取整形処理。
今回の作業ではクランクケース修復とキャブレーターのリビルト作業が非常に困難を極めた。GPクラフトならではの仕事と自負するところでもあります。
クリーニング作業をした後再メッキ処理へ。
再メッキ処理後のボルト類。
クランクアッパーケースのペイント処理。
クランクロアケースのペイント処理。
シリンダーのペイント処理。
シリンダーヘッドのペイント処理。バルブガイドはIN, EX全て交換した。
ヘッドカバー類のペイント処理。
エンジンカバー類のペイント処理。
ユニクロメッキ部品の再メッキ前。
再メッキ後。
クロームメッキ部品。錆が深く使用不能部品もあり在庫のものと交換した。
クロームメッキ部品の再メッキ後。
ブレーキローター、マスターの処理前。
仕上げ、ペイント処理後。
フロントブレーキマスターのペイント処理。シリンダーの側面が荒れていたため、ガソリンタンク錆取剤に約15分沈めて研磨処理を施す。
前後ホイールハブ、ブレーキキャリパーのペイント処理。
リヤドラムパネルのバフ掛け&クリヤーペイント処理。
フロントフォークのバフ掛け&クリヤーペイント処理。
マフラープロテクター再メッキ後、溝にブラックペイント処理。
クランクシャフト廻りの組付け。
ミッション廻りの組付け。
シリンダー及びピストンの組付け。
エンジンの完成。
パウダーコーティングで仕上がったフレーム。メインフレームは曲がりもなくくさりもなし。
前後足廻りから組付け開始。
電装品、ハーネス、エンジンの組付け。