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2010.11
バイク再生物語 Vol.09 

22年走行距離10万キロを越える「カワサキゼファー750」。
エンジン不調ということで持ち込まれ、まずはエンジンの オーバーホールからスタート。ところがあらゆる部品・パーツに 疲れと不調がいっぱいあることがわかり、すべてを オーバーホールすることに。
これぞGPクラフトの仕事という“蘇りかた”になりました。
オーナーご希望により、Z2RS青玉虫にペイントして完成です!

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  • 持ち込ま
    れた状態
  • 車体
    分解
  • フレーム点検
    エンジン分解
  • 車体関係
    ボルト類
  • 車体構成部品の
    分解・メッキ・塗装
  • エンジン関係
    ボルト類
  • エンジンブロック
    部品塗装・組付
  • 車体
    組付
  • 車体
    完成

元々、エンジン不調によるオーバーホール依頼であったため、エンジンを先に分解。そのため、エンジンレス車体となった。

走行10万km以上とのこと。1992年式カワサキゼファー750

ブレーキローター及びキャリパが使用限度をこえている。

リヤサスペンションはすでに交換済みであった。ドライブチェーンは洗浄・注油し再使用する。

メインハーネスは欠品のため補修することになった。

ETCアンテナは目立たないよう移動することにする。ブレーキマスターリザーバータンクが気になる。トップブリッジのヤレがひどい。

ガンメタ色フレームをブラックパウダーペイントに変更。

ホイールは経年劣化がひどく、ペイントする。

メインフレーム曲がり診断の結果、正常と結果がでた。

キャスター角もOK。

走行約10万kmのエンジン。

不調だっただけに燃焼室のカーボンが多い。

ユニクロメッキ前

ユニクロメッキ完成

黒クロメートメッキ前

黒クロメートメッキ完成

黒クロメートメッキ前

黒クロメートメッキ完成

荷掛フック仕上げ。

マウントダンパーは新品に交換。

10年以上メンテナンスしていなかったため、フロントキャリパは使用不能のためブレンボキャストにコンバート。リヤキャリパはオーバーホール。ボディはブラックペイント仕上げ。

ホイールはゴールドパウダーペイント。

リヤブレーキローター仕上げ。フロントローターはお客様持込となる。

リヤキャリパーステーブラックペイント仕上げ。

オイルパイプ仕上げ。コアもペイント仕上げ。

ヘッドライトステーはあえて研磨してクリアコーティングをほどこす。

チェーンケースブラックペイントZ2風に。

メッキ前

メッキ完成

ZIIエンジンに似せてブラックペイント化。

バルブガイド及びバルブは全交換。

四隅、鏡面研磨。

サンドブラスト後シルバーペイント仕上げ。

バフ研磨後、クリアーコーティング。

弱点であるスタータークラッチはファイナルのものとコンバート。

クラッチハブは新品に交換する。

5mmオーバーサイズピストン組み付け。

ヘッドナットはZ2用のナットを付けるが、残念ながら隠れて見えず。

カムカバー取付ボルトもZ2用。

トリプルツリーもZ2風にブラックペイント。

FCRファンネルが隠れるようにサイドカバーを2色でペイント。

スイングアーム半つやブラックペイント。

フォークボトムケースは半つや黒パウダーペイント。

ブレンボ4Pキャストを装着する。ブレーキローターは新品。

ブレーキラインのセパレーターは古っぽくZ1000Rをチョイスする。

スイングアーム半つやブラックペイント。

ブローバイホースの穴をグロメットでふさぐことにした。

ブレーキリザーバータンクをクラッチマスター用に変更。ハイスロホルダーに変更したがスロットルカラーはノーマル。

青玉虫にリペイント。


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