「120kmしかスピードが出ない」とお客様が嘆いていた。
フレームはかなり曲がりがひどく、修正には時間がかかりました。
ガセットがひしゃげていたので切断し3ピースで制作し溶接しました。
修正後
エンジンが75才の老人に見える。
ピストンクリアランスが大きい。
オイルポンプは交換、クラッチハウジングも交換。
クランクシャフトの振れが大きいため、芯出し、バランスを行う。
過去に何があったのか、カバー装着面及びクランクシャフト受け側面が、ガリガリに削れている。
オイル漏れの原因にもなるのでデブコンで面取り修正しました。
再メッキ加工前
再メッキの完成
再メッキ完成
上部、修整面研
ヘッド面研。ゆがみ大、0
カムカバーちぢみペイント。
液体リムーバーに漬け込み旧塗装を剥離。
キャリパーサポート等はパウダーコーティング仕上げ。
20才の青年に蘇ったエンジン。
すべてパウダーペイント処理。
ボトムケース、ヘッドライトステー、キャリパステー、トップブリッジは半つやペイント。他はすべてつや有ペイント。
クラッチカバーにお決まりのカワサキロゴにゴールドペイントを施す。
ステッププレートコーションはリプロです。
ラインはあえてペイントでは無く、ステッカー処理。
チェーンケースコーションは注文中です。