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2014.06
バイク再生物語 Vol.19 

その、内部の内部まで「錆」に覆われたバイクが広島からGPクラフトにやってきたのは2013年10月。 その時は、まさか半年にわたる格闘が始まろうとは誰も予想はしなかった。
40年前に購入して、10年使用し、その後30年間の放置。土間に置かれていたことで、湿気がすみずみまで錆を生じさせた。
とにかく、一つ一つの部品を蘇らせるためにGPクラフトの社員総出の作業が始まった。
最難関のキャブレター修理が終了し、試運転をくり返し「納得」の仕上げが終了したのは、2014年3月だった。
GPクラフトでなければ出来ない仕事の自負がある。また、一つの歴史が刻まれた。

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  • 持込まれた
    状態
  • フレーム
    点検測定
  • エンジン
    分解
  • エンジン関係
    ボルト類
  • 車体関係
    ボルト類
  • エンジンブロック
    カバー類の塗装
  • 車体部品
    塗装
  • エンジン
    組付け
  • 車体
    組付
  • 車体
    完成

右キャリパブレーキパイプの配管の誤りがある

左バンパーが1番エキマニに接触している

後に、このキャブレターが納期を遅らせることになった

リアフェンダーに付いているどろよけフェンダーがポリス仕様の証し

クラッチワイヤーが異常に長い

ヘッドライトステーとインナーチューブが錆で完全に同化していたため、サンダーで切断して分解する

Gタンク使用不可

ねじ折れは覚悟して分解する。かなり厳しい状態だ

メインフレーム曲がり診断でベンチにセットする

キャスター角度OK

首部下、振れなし

首部上、振れなし

オイルが上がっていたようだ

困難な作業になりそうな予感がする

コンロッド振れチェック、OK

45000kmのピストン

油汚れがひどい

クランクケース内オイル汚れ大!オイル交換の不足だ

ほこり砂が積もっている

二速ギアのドグが折損するも運良くオイルパンに落ちていた。絶版部品のため当社在庫部品で対応した

分解完了

ユニクロ再メッキ前

ユニクロ再メッキ完成

ユニクロ再メッキ前

ユニクロ再メッキ完成

ユニクロ再メッキ完成

ユニクロ再メッキ前

ユニクロ再メッキ完成

ユニクロ再メッキ前

ユニクロ再メッキ完成

ユニクロ再メッキ前

ユニクロ再メッキ完成

ユニクロ再メッキ前

フロント左バンパーの曲がり修正

純正部品のサイドバンパー

クローム再メッキ完成

クローム再メッキ完成

クローム再メッキ完成

キックシャフト。オイルシールのリップ部分を傷付けない様、塗膜が薄く丈夫なガンコートで仕上げる

ドラム部分、研磨処理

ローター研磨後、ペイント処理

錆び付きひどく分解が困難であった

インジケーターカバー、ハンドルスイッチなどの仕上げ前

インジケーターカバー、ハンドルスイッチなどの仕上げ後

フロントブレーキマスターのキャップの穴開きを金属補修パテで加修

ブレーキフルードに強いガンコートで塗装

フレーム、スイングアーム、センタースタンド等のパウダーコーティング

フレームに付属するパーツ群のパウダーコーティング

フレームに付属するパーツ群のパウダーコーティング

H26年1月頃の作業

O/Sピストン組み付け

バブルフェースとバルブシート研磨修整、すり合わせ作業

バルブステムシール組み付け

ローリングフレームに・・・

ハーネス類セットアップ

エンジン搭載補器類セットアップ

マフラー取付

外装類取付、バンパー類はキズを付けない様に車検終了後に

要望によりシートアンコ抜き加工

ブレーキパイプワンオフ製作

ホーンはお客様より送っていただいた

このキャブレターで3月に車検をおこない試運転に入ったが、なかなか調子が上がらない・・・

約2ヶ月セッティングについやし、試運転の走行距離は200kmを越えた

リムプレスマフラー取付

入庫時の44500kmでメーターO/H

リプレイスガソリンタンクでペイント

お客様の指示でミツバ製ETC取付

お客様の要望でシート裏ペイント仕上げ


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